親からの費用のサポート
親からの費用のサポート
以前は結婚式というと親がその費用を負担することが多かったのですが、最近は結婚する若い二人が自分たちでお金を出すようになってきました。
しかし一般的な結婚式場で何十人ものゲストを招いて式と披露宴を行うとなると、何百万円もの金額となります。結婚する当人たちがまだ若い場合、その金額は大きな負担となることがあるようです。
自分たちの結婚式なのだから人に頼らず自分たちが費用をまかなうという考え方はすばらしいし理想的なことではありますが、それに固執してしまうとせっかくの式の一部を思わぬ形で節約せざるをえなかったり、新生活の初めから借金をおうことにもなりかねません。
もし自分たちに経済的に余裕がないならば、親にサポートをお願いしてもそれは恥ずかしいことでもないし、自分たちの力が足りないと思う必要はありません。
あくまで自力で行う気持ちで、お金はもらうのではなく借りているという思いでサポートしてもらえばよいのです。
結婚式をあげるのに必要な費用を親に支援してもらったカップルは多い
結婚式をあげるのにかかる費用は平均で350万円前後といわれており、出席者などからの祝儀で一部は相殺されるものの非常に高額です。
実は、過去に結婚式を経験した者の中には、この多額のお金を親に支援してもらったことがある者が多く、ある結婚式場紹介サービスで行ったアンケートでは6割あまりのカップルが両親から金銭面の支援を受けたという結果が出ています。
また、同じサービス事業者が行った調査では資金援助額についてもカップルにたずねており、もっとも回答が多かった金額帯は50~100万円で、100~150万円がこれに続きました。
先に述べた式の平均費用と照らし合わせると、資金援助を受けたカップルは、少なくとも全体の1割程度、多くて5割近くの援助を受けているということがわかります。
援助を受ける経緯や方法についても、どうしても助けて欲しい部分だけお金を出してもらうパターンから、詳細にかかわらず最初から一定額が援助されるパターンまで様々です。